9月25日(土)にMONDOGENIUSとともにモンクレール ジーニアスの新コレクションが発表されました。世界各国を結びつける初のイベントとして、没入型デジタル体験が実現され、ヨーロッパ、アジア、アメリカ間にまたがる5都市を中継しながら展開されました。
この機会に、今年度のジーニアスコレクションのクリエイションに携わった11名のデザイナーのビジョンがシェアされました。ミラノからアリシア・キーズがイベントのホストを務め、現実とデジタルの世界を行き来するジャーニーを通じて、各国のオーディエンスがデザイナーとのコラボレーションに隠されたインスピレーションや美的感覚を追体験します。
アートや横断分野的なパフォーマンスの数々を通じて、デザイナーのビジョンが語られました。
MONDOGENIUSのジャーニーは、ミラノで幕を開けました。アリシア・キーズを迎え、スフォルツェスコ城からのライブに、ビクトリア・ソングが上海から参加しました。
ルカ・グァダニーノと共同で実現されたショートフィルム「1 モンクレール JW アンダーソン コレクション」は、シネクラブのイル シネミノのスクリーンで上映されました。これは、カラフルでカリスマ性のある見知らぬ人との偶然な出会いを経て、芸術に対する愛を新たに見出すひとりの教師についてのストーリーです。続く「2 モンクレール1952 マン」では、クリエイティブディレクターのセルジオ・ザンボンが、オーディエンスをミラノ中央駅で開催されている展示へと案内します。
次いで、Artsyでチャリティーオークションが開催されました。この会場では、クレイグ・グリーンによるこのうえなく建築的な彫刻の数々も披露されました。その作品は、飛ぶためにデザインされたマシンを彷彿させます。
締めくくりとして、Spazio Maiocchiを舞台に、パーム エンジェルスのフランチェスコ・ラガッツィが、インスタレーション「The Dune」を介して砂漠地帯のサンタフェにあるヴィンテージストアの世界を再現し、リアルなヴィンテージウェアと自身のコレクションアイテムを交互に披露しました。
上海に舞台を移し、まずはビクトリア・ソングが、3つの風洞で行われた圧巻のスカイダイビングショウを通じて、「3 モンクレールグルノーブル」コレクションをプレゼンテーションしました。これに続いて、オーディエンスは「7 モンクレール フラグメント ヒロシ・フジワラ」コレクションの世界へといざなわれます。光るケーブルで接続された一連のスクリーンで、世界各国の都市でまとわれた同コレクションの映像が映し出されました。
ディンユー・チャンは、自身のコレクションのプレゼンテーションを女優のクアン・シャオトンに委ねました。Tank 5のスペースが、エキサイティングな空気に包まれた山岳空間へと変貌しました。
そしてショウは東京へと移動し、巨大な雪のドームを背景にしたテレコムセンターが新たな舞台となります。女優の杏と俳優の福士蒼汰によるイントロダクションで、「4 モンクレール ハイク」のショウが展開されました。
東京を経由したジャーニーはソウルへと歩みを進め、東大門デザインプラザを舞台に、イ・ソンギョンとファン・ミンヒョンのプレゼンテーションで、寝袋、ブランケット、グラス、オールブラックのアクセサリーを取り揃えたモンクレール+ジェントルモンスターコレクションが披露されました。
ジャーニーは太平洋を横断し、最終目的地のニューヨークへと到着します。ここではアーティストのティーゾ・タッチダウンと、ビジュアルアーティストのソランジュのプレゼンテーションと音楽で、デザイナーのマシュー・ウィリアムズとベロニカ・レオーニのコレクションが披露されました。「6 モンクレール 1017 Alyx 9SM」のプレゼンテーションでは、タクシーに乗り込んだティーゾの後を追い、階段を上りつめて舞台となるアパートメントに到着します。ここで、オープンな音楽パフォーマンスにいざなわれたウェアが、周囲の世界とのダイアローグを繰り広げました。
一方、「2 Moncler 1952 ウーマン」は、Khalik Allah(Black Mother)が監督を務める短編映画を通じて紹介されました。フィルムでは、ソランジュによるパワフルなパフォーマンスRest Yourが繰り広げられ、情熱にあふれた印象的なパフォーマンスを通じて、レトロなスタイルと現代的なダイナミズムが融合され、女性的なコントラストをめぐる美が追求されています。