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コラボレーション 5.10.21

@JONBRONXLによるMONDOGENIUSをめぐるミラノでの1日

今回のイベントを通じて、服飾、アート、デザイン、音楽をつなぐことができ、従来のファッションショウを超える新しい体験を提供できることが証明されました。これはまた、9月25日にミラノで開催されたビジュアル体験、フィルム、分野横断型のエクスペリエンスを自在に盛り込んだMONDOGENIUSイベントが掲げるフィロゾフィーでもあります。午後早くに最初の目的地であるミラノ中央駅に向かいました。アールヌーボーとアールデコ様式が折衷された中央駅は、大理石とコンクリートでできた巨大な建物を擁します。

2 MONCLER 1952 MAN

「2 Moncler 1952」メンズコレクションのクリエイティブディレクター セルジオ・ザンボンのキュレーションで、3名のコンテンポラリーデザイナーの展示が行われました。エルヴィン・ヴルムによる「Fat Mini」、プレム・サーヒブの「Puffer Desks」、そしてモンクレールのダウンジャケットと融合された素材を用いたアンドレア・アナスタシオによる花瓶と椅子作品を堪能しました。Artsyの後援による同展示の収益は、非営利団体FREE THEWORKに寄付されます。同団体は、映画産業に従事する先住民や黒人、有色人種、トランスジェンダーの人々を支援しています。展示を終えて、ファッションとデザインのホットスポットSpazio Maiocchiへと向かいました。このスペースには、サンタフェの灼熱の砂漠にインスピレーションを得て、赤い地球を積み上げたインスタレーション「The Dune」が展開されています。インスタレーションには、ヘルメットやウェスタンブーツ、ブランケット、雑誌といったアイテムが使用されています。

8 MONCLER PALM ANGELS

これらは、サンタフェのヴィンテージショップ「Mask」と共同でセレクトされた真のヴィンテージアイテムです。壁には、モンクレールのウェア、ヴィンテージアイテム、コレクションピースの数々が巧みにミックスされて配されています。インスタレーションのフォーマットは、パーム エンジェルスのデザイナー フランチェスコ・ラガッツィの着想によるもので、彼自身が熱狂的に愛するアメリカのファッションとその歴史へのオマージュが表現されています。すべてが非常にすばらしく、私自身のワードローブに、60年代と70年代のアイテム2点を購入しました。

この日のフィナーレを飾るメインイベントは、スフォルツェスコ城を擁する広大なダルミ広場で行われました。モンクレールが特設した大ステージを舞台に、イブニングイベントが執り行われました。アリシア・キーズをホストに迎え、世界各国で開催されているライブストリーミングイベントMONDOGENIUSを要約した動画の数々がプレゼンテーションされました。満員御礼のスタンドが、バスケットボールの試合前にも似た興奮状態を呈するなか、ソフトでエレガントな照明効果が、会場全体に親密でフレンドリーな雰囲気を構築していました。

MONDOGENIUS

バリエーション豊かな動画を通じて、多彩なデザイナーによるコレクションに秘められたインスピレーション源が明かされました。いずれのデザイナーも「モンクレール」という共通言語を遵守しながら、それぞれに真にパーソナルでオリジナルなビジョンを表明しています。イベントは鳴りやまない拍手とともに幕を閉じ、MONDOGENIUSコミュニティの人々が、ひとところに集結してエモーションを分かち合いました。そして今、私たちはここで生み出された新たな世界の行き先を大いなる期待とともに見守っています。 

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